猫に関するエッセイはよく読む方ですが、
最近読んだこの本はもう、うなづきまくりでした。
「猫、そのほかの動物」 (←リンク)

金井美恵子さんという方の本で、これは主に
猫に関するエッセイのアンソロジーです。
収録されている「遊興一匹 迷い猫あずかってます」は、
80年代後半に著者が飼っていたトラー(キジトラ♂)との
生活に関するもの。
当時はブログもFacebookもネットもなく、
猫飼い同士の交流もなかったから
読んだ人は「あるある!」とかなり喜んだはず。
ただ当時はまだ完全室内飼いが徹底されていない頃で、
猫は外に出るもの、というのが定説だったようで、
トラーも半・外猫でした。
本来狩猟本能のある動物だから、
ねずみやモグラを咥えて帰って来る話はよく聞きますが、
半死半生の鳥や蛇を持って帰って来ることがほぼ毎日らしく、
この時代なら、私は猫はたぶん飼えない、と激しく思いました。
だって、無理! 首のない鳩とか雀とか、
絶対、無理!毎日、朝起きたらベッドの回りを囲んでいるキッカーが
それを物語っている・・・。
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誰だね?
ひなちゃんは知りませんよ。私は最近わりと早寝なんですが、
夜遅くまで起きているとーちゃんは、ひなちゃんがせっせと運んでると、
証言していますが。
びーちょろじゃないですか。まぁ、誰だっていいんですけどね。
うちの中を転がって、ホコリまみれのキッカーならともかく、
外の、いろんなもん、持って帰って来ると思うと戦慄が走る・・・。
知りませんよ、ひなちゃんは。 
朝起きたら、またベッドの上やら下やら、貢物だらけ。

まとめておもちゃ入れに片付ける、という、
嬉しいルーティンワークです。
嬉しんならいいじゃない。
さいざんすね。
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